アンケート調査なんかで、 Q1. STAP細胞はあります。 □ とてもそう思う □ そう思う □ ややそう思う □ どちらでもない □ あまりそう思わない □ そう思わない □ 全くそう思わない というような質問紙を作成してデータをとり、「とてもそう思う」を7点、「全くそう思わない」を1点としてスコア化するようなことをよくやりますね。心理学では*1「尺度開発」と言って、こういう質問紙を用いて個人の心理的な傾向を測定する「尺度」を作成し、その妥当性や信頼性を確かめるためのノウハウが、色々蓄積されています。多くの場合、1つの傾向を測定するために、5〜10個ぐらいの質問項目が並べられて、その平均値がスコアとして扱われます。 こういう尺度は「リッカート尺度(Likert scales)」と呼ばれるんですが、リッカート尺度に果たして1点から7点のスコアを付けて、単純に足したり割ったりという処理をして
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