中世ヨーロッパは古代ローマとイタリア・ルネサンスに挟まれた暗黒時代だった? 狡猾なカトリック教会の言いなりで、迷信を好んで科学を拒み、野蛮で不潔だった? それとも、騎士が華麗に戦い、魔法と妖精が出てくるおとぎの世界? 本書は中世ヨーロッパに関する11のフィクションをとりあげ、私たちの中世観がどのように作られてきたのか、実際どうだったのかを、豊富な一次史料とともに提示する。 ●〈試し読み〉ができます! 以下をクリックしてください。 『中世ヨーロッパ』まえがき~イントロダクション まえがき イントロダクション 第1章 中世は暗黒時代だった 第2章 中世の人々は地球は平らだと思っていた 第3章 農民は風呂に入ったことがなく、腐った肉を食べていた 第4章 人々は紀元千年を恐れていた 第5章 中世の戦争は馬に乗った騎士が戦っていた 第6章 中世の教会は科学を抑圧していた 第7章 一二一二年、何千人も