4月23日、日銀の黒田東彦総裁は午後の参議院財政金融委員会に出席し、人民元の国際化について「大変好ましいことと思っている」と述べた。写真は、黒田日銀総裁、3月撮影(2015年 ロイター/Yuya Shino) [東京 23日 ロイター] - 日銀の黒田東彦総裁は23日午後の参議院財政金融委員会に出席し、人民元の国際化について「大変好ましいことと思っている」と述べた。 中国と比べ日本は金融の自由化で先行しているが、円の国際化は「ユーロと比べても劣っている」と指摘した。共産党の大門実紀史委員への答弁。 黒田総裁は、人民元が国際化するためには中国の金融自由化が必要だが「急速に着実に自由化を進めている」とし、「将来人民元が国際的にも広く使われるようになる」との見通しを示した。 通貨の国際化は「民間の金融機関や投資家がどの程度本気になって使うかだ」とも指摘した。 私たちの行動規範:トムソン・ロイター
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