今回の総裁選では、決選投票に残った2人の候補者に5分間ずつのスピーチの時間が設けられた。石破氏の演説には「心を動かされた」(旧岸田派中堅)などと好意的な反応が見られた半面、高市氏は制限時間を超えて話し続けてスタッフに指摘されるなど、ちぐはぐな印象を与えたようだ。(デジタル編集部)
東京都の1日の新型コロナ感染者数は9人。これは昨年5月31日の5人以来の1ケタだ。同日の全国の感染者数も86人で、昨年6月以来の2ケタ。東京で1日5000人超えという今夏の爆発的感染状況からすれば考えられないほど急減した。こうなってくると、このまま「第6波」は来ないのでは、と期待したくなるのがコロナ禍で疲れ切った世間の人情だが、本当に期待していいのか。(石井紀代美、中沢佳子)
政府の観光支援策「Go To トラベル」事業で、観光庁は5日、事業に参加する宿泊施設で新型コロナウイルスの感染者がどれくらい発生しているかの情報を公表しない方針を示した。同日開かれた国会の野党ヒアリングで明らかにした。 観光庁幹部は理由について、ホテルで感染したのか、別の場所で感染したのかなど線引きが難しく「公表することで風評被害が広がる恐れもある」と説明した。野党側は地域別ではなく全国での数字で構わないと譲歩したが、観光庁側は応じない方針だ。 そもそも観光庁は感染状況をつかみ切れていない。前日のヒアリングでは、「Go To」に参加する長野県のホテルが従業員の感染を公表したのに観光庁が把握できていなかったことが発覚。観光庁は情報把握が遅れていることを認めた上で、感染情報を集約する厚生労働省から情報提供を受ける仕組みづくりを始めたと弁明した。
十三日午前七時四十五分ごろ、横浜市中区日本大通の、みなとみらい線日本大通り駅で、上りホームにいた私立高校三年の女子生徒(18)が線路に転落。元町・中華街発渋谷行き普通電車が迫っていたが、いずれも通勤途中の、会社員戸田真人さん(40)と、神奈川県警横浜水上署地域課の長崎光久巡査長(53)が、とっさに線路へ飛び降り、生徒を側溝に押し込み間一髪で救助した。 加賀町署によると、女子生徒は額を切る軽傷。男性二人にけがはなかった。電車の運転士は転落する生徒に気付いて急停止したが、転落した地点を約二十メートル通り過ぎて止まった。同駅は地下駅で、ホーム両側に上りと下りの線路があり、ホームは高さ約一・一メートル。男性二人は、転落した生徒をホーム反対側の壁面下にある深さ二十五センチ、幅三十センチの側溝に押し込み、二人も側溝に覆いかぶさったという。
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