着陸時に必要な高度より低く飛ぶなど計6件のトラブルが相次いだとして、国土交通省は22日、スカイマークを厳重注意した。トラブルはいずれも航空法違反に当たる疑いがあり、同省はパイロットの操縦に問題があるだけでなく、パイロットや会社側の安全管理体制が不十分だと指摘した。同社は2年前にも別の安全トラブルで業務改善勧告を受けている。 国交省によると、最初のトラブルは2月25日夕方。沖縄県の那覇発宮古行き(B737―800型、乗員乗客65人)が宮古空港に着陸する際、空港まで約3〜9キロの間は保つことが求められている最低飛行高度(約160メートル)を下回る約120メートルで飛んだ。 地上への異常接近を知らせる装置が操縦室で鳴ったためパイロットが機体を上昇させ、その後、無事着陸した。けが人はなかった。パイロットが自動操縦装置に最低高度を入力し忘れたことが原因という。 続きを読むこの記事の続きをお読みい