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2009年7月4日のブックマーク (1件)

  • イラン選挙騒動の本質(2)

    2009年6月30日 田中 宇 この記事は「イラン選挙騒動の質」の続きです イランで6月12日の大統領選挙を機に始まった反政府運動は、質的には権力中枢の暗闘である。イランでは、1979年のイスラム革命で最高指導者となったホメイニ師が1989年に死んだ後、ホメイニの遺志で保守派のハメネイ師が最高指導者となった。ハメネイは2005年以降、諜報組織を背景として欧米敵視の宣伝戦にも長けたアハマディネジャドを大統領に据えて、現在まで権力を握っている。 これに対し、イランの政界(聖職者界)で強いもう一つの勢力である改革派は、ハメネイを追い落とす機会をうかがってきた。ラフサンジャニ、ハタミ、ムサビといった改革派の人々は、今回の大統領選挙を機に決起し「選挙不正があった」と主張する市民の反政府運動に乗って、保守派から権力を奪おうとした。しかし、投票日に混乱が始まって2週間経った今、どうやら事態はハメネイ

    browneyes
    browneyes 2009/07/04