フロンティアのプリント処理と依頼方法 その1 : カメラ小僧の憂鬱
富士フイルム製ミニラボ機フロンティアのプリント内容と依頼する際の方法及び注意事項。 本件は，当方の経験と情報収集によるものですので，勘違いや誤りがあるかもしれません。また期待した仕上がりにならなくても一切の責任は負えません。実際のプリントは自己責任でお願いします。 ●フロンティアの開発背景 現在ある形のフロンティア プリントは1999年頃から店頭に現れ始めた。（基礎研究は別として）おそらく製品レベルの開発・設計開始は，それより前で1995年頃とか，そんな時代になるのだと思う。要するにデジカメが普及する前の時代である。 当方が，見聞きしている印象では，フロンティアは「誰がオペレーションをしても，綺麗なプリントを（無難なプリントを）作ることが出来る」が最大の目標のだったと感じられる。熟練した作業者でなくても，ミスプリを少なくして，ミニラボ経営の効率アップを図るために作られたのだと思う。 そうい
フロンティアのプリント処理と依頼方法 その２ | カメラ小僧の憂鬱
フロンティアのプリント処理と依頼方法 その１は，こちら ●Photoshopによる印刷（sRGB変換） 家庭用インクジェットプリンタのシステムにおけるドライバ補正印刷に近い考え方で行うプリントである（要オプションソフト）。 Photoshopは，別売ソフトであるが，他のオプションソフトとの連携もあるせいか，たいがいの店に導入してある模様である。 画像はDIのPhotoshopで開き，印刷はPhotoshopの印刷ダイアログで「sRGB変換」を選択する。 ここでいう「sRGB変換」というのは，フロンティアが使っているsRGBをベースに富士が独自に作ったプロファイルへ変換することである。この段階で，元画像にあったプロファイルは破棄されることになる。 富士独自のプロファイルなので，色味は変わってくる。富士に言わせれば，印画紙の特性に最適化されてるプロファイルということなのだろう。いわゆるフロンテ
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