ブックマーク / note.com/sasakinonoka (3)

  • 幸せだって言ってんだから、みんな私を祝えバカ|佐々木ののか|note

    今夜も酩酊してトランスへようこそ、胃からせり上がる悲しいとか寂しいを咀嚼しながら嗚咽、泣きながら歩いていたら電柱にぶつかってひっくり返って鼻血が出た。 こんな夜に家に誰かいて、叱られたり心配されたりされたら嫌だなぁと思いながら家に帰ると、やっぱり誰もいなくてホッとする。 5畳のワンルームにあるベッドまでの道のりの間に、リュックを置き、上着を脱ぎ、下を脱ぎ、服を脱ぎ、下着を外して、ベッドになだれ込めば快楽が身体じゅうに充填。 さみしいなぁ、さみしいさみしい。 そう呟きながら毛布をたぐりよせてギュッと握り、私はというと笑っていた。この世で一番幸せを感じる瞬間。酔って孤独を抱きながら眠る夜が愛おしくて仕方ない。結婚をしていない、恋人もいない私は、誰の顔を思い浮かべながら寝ても咎められない。孤独こそ何があっても私に連れ添って離れない、理解ある最強の恋人だ。 とは言え、ときどき誰かの寝息を聞きなが

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    brows 2017/11/08
  • 残すべきは愛し愛された思い出|佐々木ののか|note

    まだ薄ら暗い明け方、背中を見送って布団に潜り込む。シングルの半分、彼が寝ていた余白は信じられないくらいに狭い。「すごく近くにいたんだなぁ」と思っているうちに、2人分にまで拡張したシングルベッドは、元の1人分サイズにまで縮小していって、耐えきれなくなった私は、シーツの裾をぎゅっと握った。 「さっきまで会っていた」という実感すら怪しくなって、布団の匂いを嗅ぐ。鼻腔から脳に広がるリアルな全部がパラパラマンガみたいに駆け巡って光になってショート、一瞬にして空気に溶けてなくなる。 彼のことは死ぬほど好きで、一時は仕事をしている時間以外の生活が回らなくなるほどだった。彼にも大事に思ってもらっている感覚はあるけど、何か約束をしたわけでも付き合っても結婚してもいないから、世間ではそれは“ないこと”になる。彼氏にデートをドタキャンされたと泣きながら怒っている友達を見て、約束できる関係はいいなぁと思った。 私

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    brows 2017/06/05
  • だから私は、家族と性愛|佐々木ののか|note

    堅気の人と結婚して子どもを産んで書くことなんてやめちゃって毎日毎日さほど変わりばえのしない私に似たサルみたいな子どもをかわいいかわいいと愛でながらバカみたいにSNSに写真を投稿して、今日も世界一の幸せをありがとう、とか言ってみんなに嫌われたいと思っているが叶わない。 みんなが同棲とか結婚とか言っているのを隅のほうで聞いていて「みんないいなぁ、私も結婚したいなぁ」と呟くと「嘘ばっかり」と言われるけれど、半分嘘で、半分ホント。「みんないいなぁ、私も結婚を幸せと思える価値観を持っていたらよかったなぁ」と言うべきだったのかもしれない。 みんないいなぁ、私も結婚を幸せだと思える価値観を持っていたらよかったなぁ。 とは言え、私は結婚というものにずっと憧れてきた。なぜなら、結婚は「普通」だからだ。誰からも祝福される、わかりやすい幸せ。結婚したと言ったら、みんな無条件に「おめでとう」と言ってくれる。おまけ

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    brows 2017/06/05
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