「母親になってもキレイでいたい」と思っている女性は多いでしょうが、せめて妊娠中は化粧を控えたほうがよさそうです。 最新研究によると、小児のIQ(知能指数)の低さと妊娠中の母親の化粧に関係性があることが明らかとなりました。化粧品に含まれる化学物質が、子供に悪影響を与えているといいます。 コロンビア大学などの研究者は、化粧品に含まれている人工化学物質「フタル酸エステル類」と赤ちゃんのIQの関係性を調査。その結果、フタル酸エステル類に晒されている赤ちゃんほど知能が低い傾向にあることを発見しました。高いレベルのフタル酸エステル類に晒された赤ちゃんは、7歳時点で平均IQスコアが6ポイント以上下がっていることが分かりました。 フタル酸エステル類は、フタル酸(オルト体)とアルコールのエステルの総称。さまざまな工業製品に用いられており、内分泌攪乱物質である疑いが強く、ヨーロッパでは近年使用規制の動きが強ま