はじめに 1 「人間の絶対平等」を掲げた金子文子 2 獄中手記『何が私をこうさせたか』 3 本著の構成 序章 1 検閲と編集者の関与 2 文学として読む『何が私をこうさせたか』 3 「私」の探求 Ⅰ 『何が私をこうさせたか』を読む 第一章 父と母 1 迷信家・運命論者の父 2 依頼心が強く性に引きずられる母 第二章 山村の生活 1 極貧の山村での生活 2 貧しさの根源にある物々交換 3 近代文学が描いた都会と田舎 4 経済的視点の醸成 5 教育現場の物々交換 6 山村の自然の新しい価値の発見 第三章 朝鮮での日々 1 京釜線の町・芙江 2 岩下家──高利貸しと阿片── 3 笞刑 4 金銭と裏表の論理、そして、盗みの告白 5 子供の尊重と学校教育批判 6 朝鮮の人々と自然 7 無籍者 8 書かなかった/抹消された三・一運動 第四章 上京まで 1 わけのわからぬ力 2 語られなかった男 3

