ロンドン五輪代表を含む柔道女子のトップ選手15人が、園田隆二代表監督(39)=辞任=らから暴力やパワーハラスメントを受けたと告発した問題で、柔道界が激震に見舞われている。「女三四郎」と呼ばれ、日本の女子で初めて世界選手権を制した筑波大大学院の山口香准教授(48)に、今回の暴力問題や今後の再発防止策について聞いた。 --学校現場での体罰が問題になる中、今回トップアスリートの強化の現場での暴力が明らかになった 「柔道だけではなく、スポーツで暴力や体罰は認められないと、もともと思っていた。今回の件で分かったように、どんなエクスキューズ(言い訳)があってもある程度成熟した大人には通じない。スポーツ現場全体で体罰や暴力はあってはならない」 --園田隆二監督が辞任した 「(辞任で)一件落着のように思うかもしれないが、(告発した)選手が望んでいるのは選手の話を聞いて、何があったかを明らかにすることだ。そ
東京都の猪瀬知事は1日の定例記者会見で、柔道の全日本女子監督による暴力問題が2020年夏季五輪招致に与える影響について、「ないと思っているが、こんなばかげたことが2度、3度起きたら影響する」と苦言を呈した。 猪瀬知事は、暴力根絶に向けた実態調査を実施するよう日本オリンピック委員会(JOC)に要請したことを明らかにした上で、「こういうことを払拭するために2020年オリンピック、パラリンピックをやらなければならないという思いをさらに強くした」と述べた。 また、政府が2013年度の地方公務員給与を平均7・8%引き下げるよう地方自治体に求めていることについて、「一律にそうした指示を出すのはいかがなものか」と批判。都の教職員給与の一部を賄う国庫補助が減額された場合、給与が下がらないよう自主財源で穴埋めする考えを示した。
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