【伊勢志摩サミット】開幕直前、暮らしにサミット余波 観光客まばら、学校休校、出控え…（1/3ページ）多くの警察官が警戒にあたる伊勢神宮内宮近くのおはらい町通り＝２５日午前、三重県伊勢市（竹川禎一郎撮影） ２６日開幕の主要国首脳会議（伊勢志摩サミット）を直前に控えた２５日朝、厳戒な警備態勢が敷かれ、付近は普段と異なる光景が広がった。学校は休校となり、外出する人も少なく、人気の観光施設も観光客はまばら…。「サミット開催はうれしいが、早く無事に済んでほしい」。住民らの間には、早くもサミット終了を待ち望む声も上がっている。 会場近く閑散 主会場の志摩観光ホテルのある賢島（かしこじま）（三重県志摩市）に近い近鉄鵜方駅。この日朝、外務省が用意した賢島と結ぶシャトルバスに多くの人々が乗り込んでいた。 賢島は２１日から立ち入り制限がとられており、住民や島内の勤務者らはシャトルバスを利用する。サミット開幕を間近に控えたこの日は、ホテル関係者らに加え、警備関係者らの姿が目立ち、いつもは志摩スペイン村などへ向
