大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の32回目では、北条義時と比奈が離婚してしまった。その後、比奈は再婚したので、詳しく掘り下げてみよう。 ■比奈と義時 堀田真由さんが演じる比奈(「姫の前」とも)は、比企朝宗の娘として誕生した。父の朝宗は、遠宗と比企尼(頼朝の乳母)の子であるという。残念なことに、比奈の生年は不詳である。 比奈は成長すると、頼朝に仕えることになった。比奈は大変美しく、たちまち頼朝は虜になった。「当時権威無双の女房なり」(『吾妻鏡』)といわれたほどなので、比奈は頼朝の威勢をバックに権勢を振るったのだろう。 比奈は美しかったので、北条義時はすぐに夢中になったと考えられる。義時は比奈と結婚すべく、約1年にわたってラブレターを送り続けた。しかし、比奈の義時に対する態度は、つれないものだったという。 状況を見かねた頼朝は、義時を呼び出すと「離婚は絶対にしません」という起請文を書かせ、比奈に送
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く