若者の政治離れが起きている昨今、ネット選挙運動解禁を求める「ONE VOICE CAMPAIGN(ワンボイスキャンペーン)」では、多くの若者の共感を獲得し、一夜にしてフェイスブックの「いいね」は1600を超えた。今までの政治に抱いていた堅苦しい印象とは違い、「政治をポップ」に見せるコンセプトでキャンペーンは行われている。いかにして、若者に政治をポップなものと思わせたのか、キャンペーンのコンセプトを構想した高木新平氏(24)にその背景を聞いた。(聞き手・オルタナS副編集長=池田真隆) ——今回のキャンペーンでは、公職選挙法の一部改正を目指していますが、それだけでなく若者の政治離れも防ぐ効果があると思います。今回のキャンペーンを通して高木さんが期待していることを教えてください。 高木:今回のキャンペーンでは、一人ひとりの声が届く仕組みづくり、より多くの人々の多様な政治参加のカタチを実現した