<参考imdb><予告編> サスペンスの古典ですね。ドゴール大統領をめぐる史実を題材にしたF・フォーサイスのポリティカルサスペンスが原作。この映画、まずは「おーシトロエンの映画じゃん!」と喜んだねおれは。シトロエンDS19だ。名車中の名車だし、フォトジェニックな車だから、映画にもとうぜんよく出てくる。フランス映画はもちろん、イタリア映画でも。メルヴィル、ルルーシュ、アントニオーニ、ブニュエル、タチ…名監督の代表作に出てくるし、ほかにもきりがないくらいだ。1950年代、乗用車の「もうひとつのありえる形」を追求したような(けっきょくジャンルにはならなかったけどね・・)スタイルは映画の画面でもとてもよく映える。 この映画では、大統領や閣僚の専用車として10数台の黒いDSがエリゼ宮に集結する。全長4.8m・全幅1.8mのDSは、メルセデスやリンカーンみたいな他の国の首脳が乗る大型サルーンとくらべる