激戦地ウクライナ東部ドネツク州での戦闘で目を負傷し、入院したアントックさん=21日、ドニプロ市(共同) 【ドニプロ(ウクライナ東部)共同】激戦地ウクライナ東部ドネツク州北東部での戦闘で6月中旬に負傷したウクライナ軍の兵士2人が22日までに、ドニプロ市の病院で共同通信のインタビューに応じ、最前線で「脱走兵が出ている」と証言した。 【動画】証言したのは従軍前は溶接工、教員だった2人 証言した2人は教員だった30代前半のアントックさんら。 アントックさんは「前線では脱走兵の情報を聞くことがあった」と明かした。ロシア軍の戦車に自動小銃のみで攻撃を仕掛けるような「自殺行為に近い作戦」を命じられた兵士らが、逃亡するケースが出ているという。 軍事物資の不足が士気の衰えにつながっている可能性があると指摘した。
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