トヨタ自動車が同社初の量産電気自動車(EV)の発売を控え、滑り出しでつまずかないよう入念な準備を進めている。写真はEV「bZ4X」。都内で2021年12月撮影(2022年 ロイター/Kim Kyung-Hoon) [東京 28日 ロイター] - トヨタ自動車が同社初の量産電気自動車(EV)の発売を控え、滑り出しでつまずかないよう入念な準備を進めている。報道陣、自動車のジャーナリストやアナリストらに乗り味を試してもらうとともに、電池の品質や技術などをアピール。EV市場が本格的に立ち上がっていない国内では、販売手法も定額制(サブスクリプション)のみとし、EVに対するユーザーの不安払しょくに腐心している。 トヨタは今年半ばにスポーツ多目的車(SUV)タイプのEV「bZ4X」を発売する。同社にとっては初の量産EVだ。ハイブリッド車「プリウス」を開発し、世界に先駆けて電動車を送り出したものの、純粋な