ドイツVolkswagen(VW)グループは2022年7月12日、米国統括会社のVolkswagen Group of America(VWGoA)が、電池のリサイクルを手掛ける米Redwood Materials(レッドウッド・マテリアルズ)と協力し、電気自動車(EV)のリチウムイオン2次電池をリサイクルするためのサプライチェーンを構築すると発表した。 EV用電池のリサイクルでは、Audiブランドを含むVWGoAの1000カ所のディーラーとレッドウッドが直接連携し、使用済み電池を回収してネバダ州にあるレッドウッドのリサイクル施設に送る。レッドウッドは、テネシー州チャタヌーガにあるVWの電池ラボと協力して使用済み電池の材料を分析し、電池に含まれるコバルトや銅、ニッケル、リチウムなどの材料を抽出、精製する。これらの材料を使ってアノードやカソードなどの電池部品に再生産し、国内の電池セルメーカー
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