北米市場で1位のゼネラルモーターズ(GM)と韓国企業の協力関係が強まっている。電気自動車バッテリーから始まった協力関係が、バッテリー素材と電装、半導体にまで続いている。韓米を代表する企業が未来自動車市場をめぐり緊密に協力し新たな自動車同盟も予告している。 6日に韓国を初訪問したGMのメアリー・バーラ会長は7日、短く中身の濃い訪韓日程を終え日本に向かった。バーラ会長はこの日、サムスン電子からLG化学まで主要企業の経営陣と会い、未来自動車の全分野にわたって協力関係を話し合った。 GMとLG化学はこの日25兆ウォン(約2兆7871億円)規模の正極材供給契約を結んだ。純電気自動車500万台を生産できる量だ。今回の契約で両社の協力関係は電気自動車バッテリーからバッテリー素材に拡張された。GMとLG化学は2022年7月に正極材長期供給に向けた包括的合意を終わらせている。LG化学は米テネシー州の正極材工