米国エネルギー省(DOE)は12月12日、アルティウム・セルズ(本社:オハイオ州)のオハイオ州とテネシー州、ミシガン州のリチウムイオンバッテリーセル製造施設の建設資金として、最高25億ドルの融資を承認したと発表した。アルティウム・セルズは米ゼネラルモーターズ(GM)と韓国のLGエナジーソリューション(LG化学の子会社)の合弁会社で、米国の電気自動車(EV)への需要増加に対応するため、3つの施設でのバッテリーセル生産を管理する。このバッテリーセル製造施設の建設によって約1万1,000人以上の雇用が創出される見込みだ。 今回の融資は、融資プログラム局(LPO)が「先端技術車両製造(ATVM)ローンプログラム」(注)の下で、米国内のバッテリーセル製造計画に融資を実行した最初の例となる。これまでにフォード、日産、テスラなどが同プログラムによる融資を受けており、直近では4月にオーストラリアの鉱物探査
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