スウェーデンのVolvo Cars(ボルボ)と、新興電池メーカーのNorthvolt(ノースボルト)は2022年2月4日、ヨーテボリの近郊に大規模なEV用電池工場を建設すると発表した。新工場は23年から建設を始め、25年から稼働を開始する予定で、最大3000人を雇用する計画という。年間生産能力は最大50GWhで、年間約50万台の電気自動車(EV)に供給できるとする。生産した電池セルは、VolvoおよびPolestarブランドの次世代高級EVに搭載する。 建設地となるヨーテボリは、ボルボとノースボルトの両方の研究開発部門があり、ボルボ最大の生産工場もある場所だ。パイプラインなどのインフラへのアクセスも良く、再生可能エネルギーを調達しやすい。関連する職能を持つ人材も集めやすいという。 ボルボは30年までに販売モデルのすべてをEVにする計画で、主要部品の一つである電池に関しては新興企業のノースボ
![ボルボとノースボルトが大規模な電池工場、EV50万台分の生産能力](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/562bdcda9d239515acffe79e5b0f61fa12cb78c5/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fatcl%2Fnxt%2Fnews%2F18%2F12199%2Ftopm.jpg%3F20220512)