きょうは手塚治虫の命日(十九回忌)でした。 ところで、きのう埼玉県に初下車した私は、浦和の書店で『球界地図を変えた男・根本陸夫』(浜田昭八・田坂貢二著、日経ビジネス人文庫、2001年)という本を買いました。根本陸夫という人は、西武ライオンズやダイエーホークスでいまでいうGMとして活躍した人物です。で、彼の評伝であるその本をパラパラ読みながらふと思ったのですが、西武ライオンズの球団マスコットはなぜ、手塚治虫の生んだキャラクターであるレオ(一部にはパンジャじゃないかという意見もありますが、それはひとまず置くとして)なのでしょうか? いや、もちろん、ライオンズというチーム名から、多くの人が親しみをもってくれるようなキャラクターは何かを考えた結果、レオが選ばれたということは容易に想像できます。手塚治虫が亡くなった際の新聞記事でも、球団マスコット選定の経緯が次のように紹介されていました。 西武は球団