ショーのチッケトと封筒は生徒が作成。 図書券をモチーフにしたデザインは ユーモアを織り交ぜたデザイン。 さまざまな業界でグローバリゼーションやボーダーレス化が進む昨今、ファッション、特に日本のファッション業界は他と比べると遅れていると言わざるを得ない。そこに風穴を開けるべく開学したのが「文化ファション大学院大学」だ。88年の伝統ある文化服装学院の上に設けられたこの「専門職大学院」という研究機関の、記念すべき第1期生1年次終了制作ファッションショーおよび展示会を取材した。 ショーは11時、13時30分、15時の計3回。会場となった遠藤記念館大ホールには文化服装学院・文化女子大学の学生をはじめ、マスコミ・アパレル関係や百貨店バイヤーなど合計約2,500名が来場し、毎回立ち見が出るほどの大盛況となっていた。 ショーを行ったのは「ファッションクリエイション専攻ファッションデザインコース」の学生だが