こんにちは、りとです。 今日は森見登美彦さんの小説『夜行』を読み終えたので感想書きます。 あらすじ紹介程度のネタバレがありますのでご了承くださいね。 実はこの小説、途中まで読んでわけがわからなくなり積んでたものの、やっぱり気になりもう一度最初から読み直したりしました。 そんな気にさせる、不思議な魅力を持ったお話でした。 夜行 作者: 森見登美彦 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2016/10/25 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (36件) を見る なんともいえない「不気味」なお話 あらすじをざっと説明しますと、京都のとある英会話サークルで学生時代に一緒だったメンバーが、10年ぶりに鞍馬の火祭りを見るために集まるところから始まります。 久々の同窓会なのですが、心から楽しめてないようなぎこちない雰囲気が漂っています。 実は、10年前の火祭りの夜、サークルメンバーの1人だった「