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ブックマーク / www.saiusaruzzz.com (2)

  • 二階堂奥歯「八本脚の蝶」 この世界に生きるに値するものが見つからなかったのだろうか。 - うさるの厨二病な読書日記

    2003年4月23日に自ら死を選んだ二階堂奥歯の、ウェブ上に残っているブログ「八脚の蝶」を少しずつ読んでいる。 最初、読んだときに、高野悦子の「二十歳の原点」に似ているなと思った。少女から女性に強制的に移行させられる戸惑いや違和感、苦しみが伝わってきて何とも言えない気持ちになる。 月経など、女性は身体の変化に心を合わせていかなければならない部分が男性よりも多いかもしれない。そしてその変化にどこまでどれくらいの速度で心がついていけるか、というのは同じ女性でも個人差がかなりありそうだ。 高野悦子や二階堂奥歯にとっては、「自分が強制的に変化させられる」という恐怖でしかなかったのかもしれないな、とを読んで思った。 「二十歳の原点」を読んだのはかなり前だけれど、余り関心が持てなかった。読む前はもう少し共感できるかなと思ったが、正直イマイチだった。 いま合わせて読んでいる南条あやの「卒業式まで死に

    二階堂奥歯「八本脚の蝶」 この世界に生きるに値するものが見つからなかったのだろうか。 - うさるの厨二病な読書日記
  • 【ネタバレあり】「鉄血のオルフェンズ」オルガはなぜ火星の王になれなかったか?など、物語内の人間関係について。 - うさるの厨二病な読書日記

    「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」全50話を見終わった。 不満や批判があるのもわかる。でも、自分にとっては、とても素晴らしい物語だった。 この物語がどういう物語で、それをどういう手法で訴えていたのか。という全体の総評めいたものは、後々ゆっくり語りたいと思う。 (追記)感想&総評を書きました。 www.saiusaruzzz.com 「鉄血のオルフェンズ」は群像劇であり、色々なテーマが重層的に詰め込まれているので、語ろうと思えばありとあらゆる角度から、色々なことが語れる。(これをひとつの物語にまとめ上げたという一点だけでも、驚異的なことだと思う。) どの登場人物の視点で物事を見るか、それを変えるだけでまるで違う物語になる。 純粋な物語の筋以外のストーリーラインで自分が一番興味を持ったのは、オルガの苦悩の物語だ。(二期は、ずっとこれだった。) 優しさや責任感、そういった美徳がこれほど人を

    【ネタバレあり】「鉄血のオルフェンズ」オルガはなぜ火星の王になれなかったか?など、物語内の人間関係について。 - うさるの厨二病な読書日記
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