「プログラマが知るべき97のこと」の95個目のエピソードは、ペアプログラミングに関する話です。ペアプログラミングとは、文字通り2人1組でプログラミングをする事です。1つの事を2人でやるのですから、倍の時間を費やすことになると感じ、そんな非効率な手法はあり得ないと感じるのは、特別なことではありません。しかし、その理論は1つの暗黙的な了解があるのです。それは、その作業は誰が行っても効率に大きな差がなく、作業手順も決まっており、品質に関しても平準であるという事です。工場のラインであれば同じ作業を2ラインで作業する事は2倍のコストがかかるというのは自然な考えなのです。 ところが、ソフトウェア開発に関して言えば、それらの前提はほぼ当てはまらないと言えます。プログラミングにおいて、作業手順が決まっているケースは多くありません。全て手作業であるため、プログラマによって品質に大きな差が生まれます。知的労働

