9 視覚フォーマットモデル 9.1 視覚フォーマットモデルの導入 9.及び10.では,視覚フォーマットモデルを示す。具体的には,利用者エージェントが視覚メディアの文書ツリーをどのように処理するかを示す。 視覚フォーマットモデルでは,文書ツリーの各要素は,ボックスモデルに従ってゼロ個以上のボックスを生成する。これらのボックスのレイアウトは,次によって支配される。 ボックスの寸法及び型。 位置決め方式(通常のフロー,浮動及び絶対)。 文書ツリーの要素間の関係。 表示域のサイズ,画像の固有寸法などの外部情報。 9.及び10.で定義される特性は,連続メディアにもページ付けしたメディアにも適用される。しかし,ページ付けしたメディアに適用する場合は,マージン特性の意味は様々になる。詳細については,ページモデルを参照すること。 視覚フォーマットモデルは,フォーマット化のすべての局面を規定するわけではない