2005/8/11 野村総合研究所(NRI)とNRIサイバーパテントは8月10日、テキストマイニング技術を活用した特許分析のためのソフトウェア「TRUE TELLERパテントポートフォリオ」を発表した。テキストマイニング技術を適用し、(特許)公報の記載内容にまで踏み込んだ分析を短時間で行う。 特許分析という作業は、特許の専門家あるいは技術の専門家が、1件1件の明細書を丁寧に読み込むことで、必要な情報を抽出・分析するという人海戦術的なアプローチを中心に行われてきた。一方、出願人や出願日、特許分類などの書誌事項の検索については、専用のソフトウェアを使って行えるが、その場合、記載内容の分析にまで踏み込むことができないのが問題だった。書誌事項の羅列だけでは、知財の専門家以外には分析結果を共有できないというジレンマもあった。 NRIおよびNRIサイバーパテントは、特許ポートフォリオ分析力の重要性を訴
米Apple Computerが出願していたiPod関連技術の特許が、Microsoftに先を越されたため米特許商標庁で却下されたと、米メディアが報じている。 Washington Postオンライン版などに8月12日掲載された記事によれば、Appleは2002年10月にスティーブ・ジョブズ氏の名前で特許を出願した。ところがMicrosoftがその5カ月前の同年5月に同様の特許を出願していたことから、先月になってAppleの申請が却下されたという。 この特許は曲目メニューソフトなどiPodの主要要素となる技術に関連した特許だったと、San Francisco Chronicleのオンライン版は伝えている。特許商標庁の記録ではAppleの申請を却下した理由として、幾つかのアイデアがMicrosoftのジョン・プラット氏の名前で先に出されたものと似ている点を指摘しているという。 このままではi
オンライン小売のOverstock.comは8月11日、調査会社Gradient AnalyticsとヘッジファンドのRocker Partnersを不公正事業慣行で提訴したと発表した。 Overstock側はカリフォルニア州マリン郡の裁判所に起こした訴えの中で、影響力のある調査会社であるGradient AnalyticsがRocker Partnersなどのヘッジファンドと共謀し、自分たちの懐を肥やす目的で、Overstock.comの事業を中傷したと主張している。 Overstockは1999年に製品販売サイトを立ち上げ、その後事業の規模と収益は順調に拡大。2000年以来、年率約100%のペースで成長し、昨年末の時点で約5億ドルの年商を上げているという。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く