セキュリティ標準化団体のTCGは、携帯電話のセキュリティガイドラインを公開した。同団体にはEricsson、Motorola、Nokiaなどの携帯大手が加盟している。 セキュアなコンピューティングのための仕様策定団体Trusted Computing Group(TCG)は9月27日、携帯電話と携帯アプリのセキュアな利用を目指すガイドラインを公開した。来年上半期にはデータとコンテンツを守るための標準仕様を策定する意向。 同団体ではネットワークに関係した事実上全デバイスの構築基盤となる仕様の提供を目標としている。最近の携帯電話はコンピューティング業務やインターネット接続、電子商取引、コンテンツ配信に使われることも多く、世界的な普及に伴いセキュリティ上の懸念が浮上してきたと解説。PCと同様、こうした電話はウイルスやマルウェアのホスティングや伝送に使われる可能性があり、仮想的・物理的な盗難に遭う