ペルー・リマから南東に900キロのポマコチャで、収穫したばかりのジャガイモを見せる地元の男性(2014年5月26日撮影、資料写真)。(c)AFP/ERNESTO BENAVIDES 【2月27日 AFP】ペルー産のジャガイモは宇宙で必要な資質となるだろうか。来月、ペルーの首都リマ(Lima)で研究者らが、ジャガイモが火星での栽培に適しているかどうかを調べる実験を開始する。 実験を行うのは、米航空宇宙局(NASA)と、リマにある国際ポテトセンター(CIP)。研究者たちは、火星の自然環境に似せた厳しい条件下で厳密に評価され、4500品種の中から選ばれた100品種を実験で栽培する。将来的に火星での野菜栽培用ドーム建設に道を開く可能性がある実験となる。 100品種のうち40品種はアンデス(Andes)山脈原産で、さまざまな生態地帯で育ち、急な気候の変化にも耐え、岩が多く乾燥した地域で育つ品種だ。残