スタジオジブリ(東京都小金井市)の宮崎駿監督の「贈り物」が被災地に届けられた。東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県気仙沼市の漁業共同組合に、宮崎監督が集めたタバコが渡されたのだ。東京から届いた意外なプレゼント。海の男たちも「今はタバコがなかなか手に入らないので、ありがたい」と大喜びだった。 物資供給が不十分な被災地では、タバコの入手が難しくなっている。コンビニや駅の売店に行くと「タバコ売り切れ」「入荷未定」といった貼り紙をみかけることが多い。さまざまな支援物資が届く避難所でも、タバコは嗜好品ということで配給がないのが通例だ。 ヘビースモーカーとして知られる宮崎監督は「同じスモーカーとして、タバコがないのは辛いだろう」と、タバコ支援を発案。スタジオジブリの社員に呼びかけて、タバコの提供を募った。 集まったタバコは、ピースやラーク、チェリーなど十数種類。なかにはゴールデンバットなど珍しい銘柄
![気仙沼の漁師にタバコを!宮崎駿監督から被災地へ「意外な贈り物」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b8170db1c1cf1e17355883314526b25fc0b2f686/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnews.cdn.nimg.jp%2Farticles%2Fimages%2F51054%2F27697l.jpg)