2016.08.26 子どものささやかな楽しみすら奪う人びとにとって、「貧困」は差別のためのツールにすぎない 子どもの貧困について扱ったNHKの特集番組が炎上しています。 番組には、家庭の経済状況が理由で専門学校への進学を諦めなければならなかった高校3年生の女子高校生が登場しました。この「貧困女子高生」は、経済的に困窮している母子家庭で、クーラーのない家で育ちました。アニメや漫画が好きで、専門学校への進学を希望していたものの、入学金50万円を工面できず、進学を諦めたそうです。 番組終了後、彼女のものとみられるTwitterアカウントに、アニメグッズを購入した形跡や、イベントのチケットが届いたこと、千円以上のランチを食べている様子がわかるツイートが見つかり、「貧困とはいえない」「ズルをしている」といった非難が殺到しました。 火に油をそそいだのが、片山さつき議員のような、生活保護受給者を「怠け
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