“画面から消える”投球が話題に、サイドスロー転向で注目集める“崖っぷち”左腕の覚悟 今、登板する度に注目度を高めているのが、西武の中崎雄太投手だ。 今年3月から転向したサイドスローの左腕からボールが放られた瞬間、球場内は“ざわつく”。球の出所が見えない、打者から背番号が見えるほどの半身の体勢から、「今まで見たことない」と伝授した清川栄治2軍投手コーチが太鼓判を押す「超クロスステップ」で投げ込むのだ。 そして、その遠心力により、最後は大きく一塁側に流れてフィニッシュ。その、あまりにもインパクトの強い投球フォームに、観客も相手チームベンチも目を奪われずにはいられないのである。テレビなどでも、『画面から消える投手』として取り上げられ、話題となった。 キャンプ後から急きょ取り組んだフォーム改革が脚光を浴び、本人も「ありがたい」と話す。だが、その表情にはほとんど笑顔は浮かばない。というのも、今年でプ
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