去年11月、JR中央線の快速電車が東京の飯田橋駅付近を通過中に自転車と接触した事故で、警視庁は盗んだ自転車を線路に投げ込んだとして、横浜市の大学生を往来危険などの疑いで逮捕しました。 去年11月、JR中央線の快速電車が東京の飯田橋駅付近を通過中、線路にあった自転車に接触し、乗客などにけがはありませんでしたが、快速電車が一時、運転を見合わせました。線路の周りにフェンスがあったことなどから、警視庁は何者かが自転車を投げ込んだとみて、現場付近の防犯カメラの画像を解析するなど捜査していました。 その結果、宍戸容疑者が近くで盗んだ自転車を線路の上にある公園から投げ込んで電車の運行に危険を生じさせたとして、往来危険などの疑いで逮捕しました。 警視庁によりますと、調べに対し宍戸容疑者は容疑を認め、「酒を飲んで酔っぱらっていた」と供述しているということです。 警視庁は、動機や当時の状況について詳しく調べて