佐竹敬久知事は4日の会見で、北朝鮮のミサイルについて、「秋田を狙うとすれば県庁だ」と話した。「ミサイルが発射されたら、避難者が県庁に入れるように、庁舎を開けるか」という質問に答えた。 「ああいう時は(庁舎を)開けたい。数分なので、殺到して、交通事故が起きても困るが」と答えた。 その後、「考えたくもないが、もし秋田を狙うとすると、県庁を狙う。戦時であれば、行政機能のトップを一番先に狙う。そこら辺の道路の真ん中に落とせば、市役所と両方行くでしょ? あとは自衛隊基地、空港、放送局。これは戦争の時の常套(じょうとう)手段ですから」と述べた。 「県内の他の自治体にも、非常時には県庁同様、庁舎を開けるよう要望するのか」との問いには、「市町村は市町村の判断」と答えた。