韓国南部の沖合で起きた旅客船の沈没事故で、船長が事故当時、船の操だを3等航海士に任せていたことが明らかになり、捜査当局は船長の行動を中心に事故の状況や原因を調べています。 この事故は16日午前、韓国南部の海上を航行中だった旅客船「セウォル」号(6825トン)が大きく傾き、その後、沈没したもので、ソウル郊外の高校の修学旅行生300人余りを含む乗員乗客合わせて475人のうち179人が救助されたものの、これまでに高校生など26人の死亡が確認され、270人の安否が分かっていません。 検察と警察からなる合同捜査本部は18日未明、旅客船を運営する船会社を家宅捜索し、関係資料を押収しました。 そして18日午前、記者会見を行い船長は事故当時、操だ室の外にいたとみられ、船の操だを3等航海士に任せていたことを明らかにしました。 捜査本部は船の操舵を3等航海士に任せることは違法などではないとしていますが、今回の
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