現地時間15日(以下現地時間)、先ごろケレタロ(メキシコ)に加入した元ブラジル代表FWロナウジーニョが、同市内の政治家から、人種差別的発言を受けた可能性があることが明らかになった。 問題とされているのは、メキシコ保守政党の国民行動党の元議員であるカルロス・マヌエル・トレビノ・ヌニェス氏が、自身のフェイスブック上に投稿したコメント。 ヌニェス氏は、12日にロナウジーニョの入団会見の際に交通渋滞が発生したことを受けて「必死に我慢しようとした。しかし私はサッカーや、それが引き起こすばかばかしい現象が大嫌いだ。人々が道路に溢れかえり、帰宅に2時間もかかったとあっては、より一層それを嫌いになる。しかもその原因が“猿”だったとはね。ブラジル人とはいえ猿であることに変わりはない」とコメントした。 この発言を受けたケレタロ側は「人種差別や、外国人への偏見、その他差別的な言動は、一種の暴力の形態であり