●県が支援事業 200人募集 県は、就職が決まらないまま大学や高校を卒業した若者を対象に、月14万4千円の給料をもらいながら職場実習を受けられる就業支援事業を7月から始める。正規雇用に必要な技術や知識を身につけてもらうのが狙い。参加者を25日まで募集している。 県就業促進課によると、事業を委託する人材派遣会社の「パソナ」(東京都)、「アデコ」(同)、「インテリジェンス」(同)の3社が、来年2月末まで雇用し、社会人マナー研修を実施したり、職場実習先に派遣したりする。 職場実習先は、介護▽医療▽農林水産▽環境・エネルギー▽観光▽地域社会雇用▽ものづくり▽情報・通信▽経営支援サービスの9分野の民間企業などの予定だ。 対象は、2008年3月〜10年3月に大学、短大、高校などを卒業した失業状態にある若者。県内在住か県内の学校の卒業生を優先する。募集人数は3社で計200人。定員を超えた場合は、