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ストーリーとナチュラルに関するbukkenfanのブックマーク (4)

  • クリーム色の一軒家に、今日も彼女の歌声が満ちる。(東京都目黒区67㎡の賃貸物件) - 物件ファン

    甘くてとろけるケーキのようだと、 この家に帰ってくるたびに思う。 ふんわりしたクリーム色が たっぷりと塗られた外観は、 夜を照らす灯りのように わたしをいつも導いてくれる。 ケーキの中には果物があり、 この家の中には彼女がいる。 どちらもみずみずしく 生命力に満ち溢れたそれらは、 関わる人の心にポッと 生きる活力をくれるのだ。 玄関を開けると、だいたい 上から彼女の歌う声がする。 歌声に誘導されるように、 シューズボックスに を入れたらすぐに 階段をトントンと上がる。 2階建ての2LDK。 彼女と暮らし始めて、 あっという間に1年が経つ。 楽器相談ができるこの家を、 見つけてきたのは彼女だった。 この家で一緒に暮らさないかと、 言ってくれたのも彼女だった。 彼女が与えてくれるものを いつも受け取るばかりで、 わたしはなんて幸福で 甘ったれなのだろうと思う。 こうしている今だって、 10.

  • くすみカラーに癒やされる、池袋の1LDKで二人暮らしをはじめよう。 - 物件ファン

    「この際、二人で暮らそうよ」 大きなエイが泳ぐ大きな水槽の前で 彼が不意に言った。 転職したのを機に、職場に近い新居を 探していると伝えたのは1週間前。 駅の向こう側にいい部屋を見つけて 内覧の予約がとれたから、 この水族館からだと少し歩くけど ついでに見に行こう、と。 普段はのんびり屋さんなのに、 やると決めたら大胆に 用意周到な彼なのだ。 1978年築のレトロなマンション。 ワンルーム住まいの私には 1LDKはとても広く感じる。 やだちょっと、素敵じゃないですか。 スッキリとした白い天井に ライティングレールの照明。 床は味のある色合いのフローリング。 くすみカラーのアクセントクロスは 私の憧れ。 あれ、言ったことあったっけ? 「ずいぶん前に、テレビ見ながら いいなーってつぶやいてたよ」と、彼。 あなたの記憶力には いつも、頭が下がります…。 窓の柵が、子どもの頃に住んでいた 団地を思

  • DIYに没頭する団地リノベ - 物件ファン

    彼女はなんでも作ってしまう。 料理はもちろん アクセサリーにワンピース 机に棚。 小さな体のどこに そんなパワーが秘められているんだろう。 「ほんとに、ここ?」 ドンと佇む団地に 彼女は疑いの眼差し。 「懐かしい感じがするでしょ」 「うん、まぁ…」 キョロキョロと周りを見渡しながら 階段を上っていく。 実は彼女を驚かせたくて 見せていたのは間取り図だけ。 「和室の方が広いの?今時珍しいねぇ…」 と首を傾げていた。 玄関に入って 目に飛び込んできたのは オープンタイプのシューズラック。 「わ、いいね、これ」 怪訝な顔だった彼女が 途端にご機嫌になる。 きっと自分のアウトドアシューズを 並べるのを想像したんだろう。 「ふふ、キッチンかわいい」 レトロなグリーンに塗装されたキッチン お気に召した模様。 「このお部屋、賃貸だけどDIYできるんだよ」 「ほんとに!!」 キラッと目が輝いた。 「じゃ

    DIYに没頭する団地リノベ - 物件ファン
  • 平屋住まいの魔法使い、ハンモックで庭を眺む - 物件ファン

    私は魔法使い。 平屋に住んでいます。 思うところあって ちょっと所帯を持ってみた。 と犬と夫と子どもが、 私の愛しい家族。 魔法使いと言えば ほうきで空を飛んだり あやしい惚れ薬を作ったり オーブンでパイを焼くのが 得意そうなイメージだけど、 私は苦手。 代わりに、 草花を育てたり 保存を作ったり そういうのが得意。 庭には ハーブと 四季折々の花、 少し野菜も植えてある。 この家の縁側は 干し野菜を作るのに ちょうどいい。 春はことことジャム作り、 夏は梅シロップのかき氷、 秋は干し野菜、 冬は体を温めるハーブティーを。 元は売りに出されて空き家だった この平屋。 少々くたびれていたけれど 夫婦二人で、きれいにした。 初めてこの家を見た時に ピンと来た。 大きな木があって 部屋の広さもちょうどいい。 魔法使いが住むのに ぴったりなおうちだと。 古い家と魔法使いは とても相性がいいのだ

    平屋住まいの魔法使い、ハンモックで庭を眺む - 物件ファン
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