抜群です。 “群”を“抜く”と書いて『抜群』。 ええ、いい表現ですよね、抜群。 そんじょそこいらの ともすれば 同類として 扱われそうな一群から 抜きん出ているわけですよ。 その様が、かっこいい。 ええ、かっこいいんです、 この物件も!抜群に! このむき出しの内観を 初めて見たときから 心に決めていました。 ここは 誰がなんと言おうと「神殿だ」って。 それも「古本の神殿」だって。 …えーっと…何を言っているか 全くわからないと思いますが… 体躯がむき出しになった この物件の持つ重厚なイメージ、 壁や床や、梁や天井に 歴史と文化のスープを 存分に染み込ませたような そんな経年変化を感じた時に 人類の営み、 そして神々しいまでの 叡智の結晶をイメージしたわけです。 えーと、言い方を変えると…ですね、 ここに古本屋を作ることになると きっと抜群にかっこいい 古本屋ができるぞ!って もう一人の私が