第一印象は「わー、なんか素敵!」 ただ、よく見ると写真手前左の階段に 加えて部屋の中ほどにも階段があったり、 天井の一部がルーバーになっていたり、 一体どうなってるの? と 好奇心がむくむく湧いてきます。 かつてこの戸建を自邸として 改装することになった建築家のオーナーさん、 どんな空間にしようかと考えて たどりつたいのが「猫のように住まうこと」 というコンセプトだったそうです。 猫のように住まえるお家。 つまり猫になったつもりで設計した 猫目線の空間ということでしょうかね。 うん、わからなくもない。 たとえばリビングの窓際の陽だまりとか さわやかな風の通る玄関土間とか クローゼットと棚の間の狭い空間とか、 猫は「家の中でいちばん快適な場所」を 見つける天才ですから。そんなエピソードも含めて とってもユニークでおもしろいお家なので、 順番にご紹介していきますね。 最初にお伝えしたい魅力は立