瓦が埋め込まれた三和土の玄関、 格子状の透かし窓もしゃれていて すらっと伸びた土間の先には 光があふれて… モダンな和のおもむきが いたく魅力的で見惚れてしまう。 こちらのおうちは以前、 洗い張り屋さんだった一軒家。 その昔、着物が普段着だったころ、 汚れた着物は専門のお店に お預けしていました。 それが「洗い張り屋」。 職人さんは丁寧に着物の糸をほどき 反物の形に戻し洗い、しわに ならないよう板にピンと張って乾かし 新たにのりを引き生地を蘇らせます。 昭和初期の商店として 活躍したであろう歴史を、 ひしひしと感じることのできる建物です。 リノベーションにより古きよきものは残し、 不便な所は刷新した、 その混ざり具合もなんとも絶妙です。 今回は飲食店舗としての募集になります。 思わず「お邪魔しまーす」と、 言ってしまいそうな、親しみのある玄関。 扉は意外にも重厚な鉄製。 中に入ると、冒頭で