こんな歳の重ね方がしたい… そんな風に思わせてくれる 素敵な古民家。 築70年の平屋建てですが、 終戦直後に 東北の古民家二棟を解体し、 現在の場所である鎌倉の高台へ 移築したのだそうです。 では、東北時代の 築年数も合わせたら…? いったいどれほどの 年月を重ねてきたのか。 今では知りようもありません。 玄関を入ってすぐに 出迎えてくれるのは この太く大きな梁。 一番に目につくのだけれど 静かな貫禄というのでしょうか。 そっと見守ってきたのでしょうね。 年齢を重ねた分だけ 独特の味が出ていて それでいて背筋は シャンとしていて。 まさに応接間がそんな感じ。 レトロさの中に ここにしかない 洗練されたデザインが。 腰壁のまぁるい模様は 木の節目でしょうか。素敵… 家族と、友人と、恋人と。 ここで団らんしていたのかな。 そんな情景が浮かびます。 室内の大部分は塗り壁ですが、 この築年数にもか