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2021年2月10日のブックマーク (2件)

  • 草木に守られ、笑っていて。 - 物件ファン

    「上京するから!」と あなたが言い出したときは、 それはそれは心配で。 そばにいてくれたら すぐに助けに行けるのに、 遠くにいたらできないじゃない。 そんな思いをグッとこらえて、 「行ってらっしゃい」と 必死に笑って送り出した。 あんなに小さかったのに、 自分で家を探せるまでに 大きくなっていたのね。 広すぎず、狭すぎず。 自分に合ったお部屋を、 ちゃんと見つけられたのね。 「ここにしようと思う」と あなたに写真を 見せてもらったとき、 実は少しだけホッとした。 なんだかやわらかくて、 明るくて、やさしくて。 あなたをちゃんと、 守ってくれる気がしたから。 「いいお部屋でしょ」と、 ビデオ通話の向こうで あなたがニコニコ笑う。 コンパクトな収納の横には、 お部屋にぴったりな木の ラックが置いてあった。 「自分で選んだの?」と聞けば、 「友達と買いに行った」と 照れくさそうに返ってくる。 収

    草木に守られ、笑っていて。 - 物件ファン
  • 積み重ねた年月は、艶となって。 - 物件ファン

    この重厚な空気に思わず息を飲んでしまう。 新築や最近流行りのリノベーションでは 決して出せない味わい、コク。 もちろんどちらが良い悪い、ではなく 比べられるものではない。 ただ、それなりに時間を経てきたものにある どっしりとした安定感とか包容力とか そういう空気に満ちていて。 どこも手を抜いておらず、美しい。 カットガラスが美しいライトに 白いヘリンボーンの天井だとか 真鍮の手すりに 手に収まる度になんだか嬉しい 真鍮のドアノブ。 大きくゆるやかにカーブを描く出入り口は 落ち着いたダークブラウンの木で覆われて。 その向こうに見えるライトも アンティーク調の木の壁も ベランダにチラリと見えるレンガも 素晴らしい、としか言いようがない。 うーーん、参りました。 階段があるから一軒家と思いきや メゾネットのマンションなのです。 文字が見づらいのですが… 5階部分に玄関とLDKがあり、 階下に洋室

    積み重ねた年月は、艶となって。 - 物件ファン