昔ながらの建具があちこち残された京町家。 思わず感嘆の声ばかり出てしまう美しさ。 百聞は一見にしかず。 とにかく見て、あちこち愛でて、 ほほぅと感心して、 ゆっくりしてってくださいな。 場所は、登録有形文化財にも登録された 船岡温泉の近く。 大正ロマン、昭和の空気が色濃く残る建物、 圧巻のタイル装飾が 非常に美しい温泉街です。 京都らしい落ち着いた風情の残る街並み。 そこにこの佇まい。渋い。 これだけでもう尊い。 土壁に虫籠窓、深い色の格子に二階の窓… ああ、素晴らしや。 そしてこの距離からは わからなかったのですが 玄関横のランプ… かわいい! 乳白色に刻まれた模様。 夕暮れに灯るこのランプを見たい…。 ぽわんとオレンジ色の灯りが こっくりした焦茶色を浮かび上がらせて きっとすごく良い雰囲気に違いない。 玄関を入ると 漆喰と木のコントラストの美しさに目が行き 振り返れば格子戸の美しさに惚