3月21日に最終回を迎えたTBSドラマ『カルテット』。最終回の視聴率は9.8%、平均視聴率は8.9%に終わったが、視聴率以上のサムシングを視聴者に刻んだドラマだった。 TBSさん、劇場版つくるならこのドラマですよ。 『カルテット』ほど、深読み、裏読み、解釈、考察を楽しまれたドラマはほかにない。あのシーンにはこんな意味があるんじゃないだろうか、このセリフにはこんな意味があるんじゃないだろうか、あのシーンの○○は××の象徴だ! などなど。毎回、放送終了後のツイッターを見ると、ファンによる「わかった!」という金田一耕助シリーズの加藤武ばりの書き込みや「○○は××じゃないだろうか……ミゾミゾする」という書き込みが飛び交った。 第10話。すずめ「真紀さん連れて帰る」、家森がぴょこぴょこ近づいて二人をぎゅっと抱きしめる、それを見守る別府。真紀さんを思ってキュンとしました!大好きなシーン、描かせていただ