巨人は３日、坂本勇人内野手（３１）と大城卓三捕手（２７）が新型コロナウイルスのＰＣＲ検査を受け、陽性判定が出たと発表した。 球団では５月２９～３１日までに希望者全員２１８人の採血を実施して抗体検査を実施。そのうち、選手やスタッフ計４人について、新型コロナウイルスの感染後に回復したことを示す「ＩｇＧ抗体」が確認された。 このため球団はその４人について、２日の夕方にＰＣＲ検査を実施。３日午前に坂本、大城の２名について陽性判定の連絡があり、管轄の保健所に連絡した。 ２人の新型コロナウイルス遺伝子量（ＣＴ値）は微量で、正常値ぎりぎりの「微陽性」にあたる上に、ともに回復を示す「ＩｇＧ抗体」を持っていることから、専門家からは２人ともに感染から回復した後、かなりの時間がたっているとの見解を得ている。 現在、坂本と大城２人との濃厚接触者は保健所が特定を急いでいるが、球団としては「１メートル以内で１５分以上

新型コロナウイルスの検査を口実に小学生らを誘拐しようとしたとして、兵庫県警垂水署は3日、同県淡路市岩屋のアルバイト、谷正弘容疑者（23）を未成年者誘拐未遂容疑で逮捕した。「わいせつ行為が目的だった」と容疑を認めているという。 逮捕容疑は、3月24日午後6時ごろ、神戸市垂水区内の路上で遊んでいた6～10歳の男児と女児ら計5人に「コロナの検査をさせてほしい。体は触るけど注射はしないから、こっちへ来て」と声をかけ、誘拐しようとしたとしている。 垂水署によると、女児2人が自宅にいた母親に助けを求めに行き、谷容疑者は10分ほどで立ち去った。付近の防犯カメラ画像などから関与が浮上したという。

青森市油川の民家で住人の女性が殺害された事件で、青森県警は２日、同居する長男の無職佐藤駿容疑者（３５）を殺人の疑いで緊急逮捕した。 発表によると、佐藤容疑者は５月２８日夜～３１日午後、自宅で母親の淳子さん（６１）の頭を複数回ハンマーで殴って殺害した疑い。 佐藤容疑者は３１日午後３時頃、淳子さんが血を流して倒れていると１１９番した。当初、県警に「２９日朝から外出し、母親の実家に宿泊していた」と話していたが、２日に殺害を認めた。県警は佐藤容疑者の供述を踏まえ、同県弘前市の神社で凶器のハンマーを発見した。 淳子さんは１階の居間の布団であおむけの状態で倒れており、頭に殴られた痕が１０か所以上あった。県警は、佐藤容疑者が就寝中の淳子さんを襲ったとみて、詳しい動機を調べている。

５月に仙台市内の飲食店で１歳になる自分の娘の顔にクッションを押し付けるなど暴行を加えたとして、父親が逮捕されました。 暴行の疑いで逮捕されたのは、仙台市青葉区北根１丁目の飲食店経営・佐藤和憲容疑者（４１）です。警察によりますと、佐藤容疑者は、５月３０日の午前６時半頃、仙台市青葉区国分町の飲食店で１歳の長女に対し、クッションを顔に押し付けたり、叩くなどの暴行を加えた疑いがもたれています。同じ飲食店に居合わせた別の客が、その日のうちに警察に相談し、事件が発覚しました。警察の調べに対し、佐藤容疑者は、「酒に酔っていて、はっきり覚えていない」と容疑を否認しています。長女は、警察に保護されていて、目立ったアザや傷跡などはないということです。警察が、事件の詳しい経緯について、調べを進めています。