はじめに 第1回の設計編に続き、第2回は区分値管理編をお送りします。 本記事はRails利用者だけでなく、他の言語・技術要素においても参考になるように記載したつもりです。 区分値管理とは エンタープライズなシステムを作る場合には、必ずといっていいほど、登場するのが区分値です。一番簡単な例でいうと、会員マスタというテーブル上で、カラムに性別を保持すると場合、男性であれば1、女性であれば2というように、値に特別な意味を持たせてデータを保持する、伝統的なシステムの設計技法です。 国産のJava永続化フレームワークであるDBFluteのドキュメントにも下記のように解説されてますので、そもそも区分値ってなんだという方は参考にしてください。 区分値 (Classification) | DBFlute http://dbflute.seasar.org/ja/manual/function/genba