数年来の読書ブームが到来している。きっかけは図書館で「見仏記」を発見したから。以来定期的に図書館に通うようになり、ついに小説を借りた。そして今晩なんとなく読み始めた。 おそらくみうらじゅんの高校生時代を記したのだろう。僕も彼と同様に中高一貫の男子校、しかも浄土宗の学校に通っていたので、自分の高校生時時代を思い出しながら読めた。男子校生の童貞からの脱出、それにかける想いが非常によく描かれていてスラスラと読み終えてしまった。 そして空想した。僕はロック音楽の本当の良さを解っていないし、ロックがなんなのかも良く解らない。けれども童貞が持つSEXへの強い想いほど純粋なロックスピリッツはないと思った。なんか勝手に納得し就寝。