「どこに行っても、 南は少数派なのかなあ…」 渋谷南(18歳)インタビュー これは進化か。それとも混沌か? 去年から、このロベルトノートの新年一発目のエントリは必ず、毎年妹にインタビューすることに決めた。そして、去年の記事を見てくれた方から驚くほど多くの反響が寄せられた。それは誰もが通る、自意識と世間に対する苛立ちや絶望を、音楽に、ロックに求めていた「あの頃」の気持ちを思い出させたからなのかもしれない。そして今年である。18歳となった彼女の、敬虔なるロック・リスナーとしてのスタンスは、正に自分が愛する音楽と、彼女にとっての世間である学校の皆とのギャップに苛立ちと絶望を感じている。そして彼女の聴くものは、現在の勢いあるバンドから刺激を受けると共に、バック・トゥ・ルーツにも向かいはじめた。それは極めて王道なロック道であり、非常にシンプルなレールだった。そこに、歪さを面白がる兄としては少し寂しく